
01 身近なプロダクト
時計やコースターなど、日々使うものや配布するものへ。繊維の色や粒子をデザインに生かし、形状・厚さ・仕上げを用途に合わせて検討します。
ABOUT PANECO®
着なくなった古着が、
これから使うものになる。
PANECO®(パネコ)は、資源の再生と活用に取り組むブランドです。このページでは、古着などの繊維廃棄物をボードに再生する「PANECO® board S」を紹介します。時計などの身近なプロダクトから、家具、空間づくりまで活用できる素材です。
古着に残る色や繊維の表情を、日々使うもののデザインへ。つくりたいものが未定でも、用途や製作条件を一緒に整理できます。
古着からつくれるものを見る ↓
FROM MATERIAL TO PRODUCT
時計やコースターなど、身近に使うプロダクトから。
使い道に合わせて、家具・什器、さらに空間づくりへと広げられます。

時計やコースターなど、日々使うものや配布するものへ。繊維の色や粒子をデザインに生かし、形状・厚さ・仕上げを用途に合わせて検討します。

収納家具や展示什器などへ。素材の表情に加え、載せる物や支持方法に応じて構造・接合・仕上げを設計します。
INTERIOR & FLOOR
床には、ボードを基材に表面を保護する加工を施した床材を使用します。家具・内装・床それぞれの用途に合わせて、仕様や必要な性能を確認します。
企業の活用事例を見る →
写真はPANECO®素材を用いた製品例です。写真ごとの原料衣類を示すものではありません。
| 用途 | 考えること | 最初に伝える情報 |
|---|---|---|
| 時計・コースター等 | 形状、仕上げ、水濡れなどの使用条件 | 使う人・配布先・希望数量 |
| 家具・展示什器 | 載せる物、構造や支持方法、設置場所 | 用途・おおよその寸法・必要数 |
| 内装・床 | 必要性能、表面保護、施工方法 | 採用場所・面積・設計や施工の予定 |
同じ素材でも、用途によって必要な加工は異なります。使う場所や目的が分かれば、原料と製作条件を合わせて検討できます。用途が未定の場合も、古着の情報や取り組みの目的からご相談いただけます。
プロダクトも、素材・数量・加工内容に応じて個別にお見積りします。
製品の選び方をコラムで読む →使い道の候補が見つかったら、古着の情報と一緒にご相談ください。未定の項目は、相談しながら整理できます。
つくりたいものから相談する →相談は無料です。再資源化・製品製作は内容に応じて個別にお見積りします。
MATERIAL
PANECO® board Sは、繊維廃棄物を主原料とするリサイクルボード。
着なくなった衣類を細かい繊維へ加工し、新たなものづくりの素材にします。

古着に使われていた繊維の色や質感が、ボードの表情になります。色や粒子の見え方は一枚ごとに異なります。古着由来の表情をデザインに取り入れ、サンプルで素材感を確認しながら製品を計画します。
衣類由来の繊維を主原料としてボード化。製品全体が繊維だけでできているわけではなく、成形には接着剤も使用します。
天然繊維・化学繊維・混紡繊維を種類別に分けずに活用。素材の異なる衣類も、付属品や状態を確認して再資源化を検討できます。
板状の素材として加工でき、切断面にも繊維の表情が残ります。用途に合わせて寸法・構造・仕上げを設計します。
RECYCLING TECHNOLOGY
衣類としての形を解き、素材として組み直す。
PANECO® board Sは、特許第7254401号に基づく技術で、繊維の使い道を広げます。
繊維の組成や汚れ、付属品を確認し、再資源化する対象と前処理を決めます。
古着を細かい繊維に加工。衣類としての形を解き、ボードの原料にします。
粉砕した繊維に接着剤を混合し、プレス機で加熱・加圧して板状に成形します。
切断や穴あけなどを行い、製品や空間に合わせた形へ仕上げます。
衣類には、異なる繊維を組み合わせた生地も使われています。PANECO® board Sでは、これらをボードの原料として活用します。衣類から衣類へ戻す方法に加えて、プロダクトや家具、空間で使う道を広げます。
ご相談時には、衣類の種類・品質表示・汚れや付属品など、分かる情報をお知らせください。対象の衣類と必要な前処理を確認します。回収募集や金具の取り外し・裁断は、その確認後に進めます。
色・模様・質感は、原料によって一枚ごとに異なります。均一な色の再現を前提にせず、実物のサンプルや製作条件を確認して設計します。
設計寸法は、四辺各15 mmを除いた900 × 900 mmが基準です。使用環境や仕上げに応じた仕様を検討します。
標準のboard Sは防水性能を有しておらず、不燃・準不燃・難燃材料ではありません。水濡れや火気を含む使用条件と、用途に必要な性能を設計・施工者と確認します。
PHILOSOPHY

古着を素材に戻すことと、その素材が製品として使われること。両方を考えることで、回収した古着の次の役割が具体的になります。PANECO®が重視するのは、資源を生かす技術に加えて、暮らしや空間の中で使いたくなるデザインです。
原料に残る色や質感を生かし、必要な性能と使い道を考える。製品になった後の使用と再資源化まで含めて設計する。その考え方が、PANECO®のものづくりの軸です。
回収した衣類が何に変わり、どこで使われるのか。完成した製品とその活用先まで示すことで、古着を提供した人にも取り組みの結果を伝えられます。
取り組みの報告では、集めた衣類の量と実際に再資源化した量を分け、完成した製品と活用先を伝えます。
USED CLOTHING IN PRACTICE
回収したものと再活用先を確認できる、PANECO®の導入事例です。

株式会社ジョンマスターオーガニックグループ
スタッフの旧制服に私物の古着を加えて色合いを調整し、PANECO®のコースターへ再資源化。2022年7月の発表では、店舗ノベルティとしての展開が紹介されています。
原料:スタッフの旧制服と私物の古着。活用先:店舗ノベルティとして発表。
出典:ワークスタジオ発表 ↗
戸田建設株式会社
2024年11月に新設された「TODA BUILDING」のオフィスエリア4フロア、約4,000㎡の床に採用。原料には、戸田建設の作業服を含む約10トンの廃棄衣類が活用されています。
原料:作業服を含む廃棄衣類。約10トンは廃棄衣類全体の量です。
回収品と活用内容を見る →TECHNOLOGY & RECOGNITION
PANECO® board Sの再資源化技術
特許第7254401号

PANECO® board S
認定番号 25 123 008

PANECO® board S
素材とデザインへの評価
上記は素材・技術・取り組みに対する認定・評価です。ここで製作するすべての完成品に同じ認定が付くことを示すものではありません。認定対象や仕様の詳細は公式製品ページでご確認いただけます。
公式サイトで素材の詳細を見る ↗RESOURCE CIRCULATION
一度製品をつくって終わるのではなく、その製品が役割を終える時も考える。PANECO®は、資源の受入れと再資源化技術、製品の使い道を一体で捉えています。
着なくなった衣類・集めた古着
特性と状態に合った再資源化
プロダクト・家具・内装・床
状態・加工を確認し、回収方法を検討
使用後の資源を、再び素材の再生へつなぐ
この循環を支える資源回収システムです。資源を送り出す側と、再生した素材・製品を使う側をつなぎ、使用後の回収も含めて循環を組み立てます。
独自の再資源化技術を中核とする仕組みです。回収品の特性に合う再生方法を選び、素材の製造・製品としての活用・使用後の再資源化をつなぎます。
使用後のボードは、材質・汚れ・表面加工・他素材との組合せなどを確認して、再資源化を検討します。製品を計画する段階から、使い終えた後の取り外しや素材の分け方も考えておくことが、次の循環につながります。
回収先・方法・費用は個別に調整します。使用後の製品を、確認前に送付しないでください。
PLAN YOUR NEXT STEP
素材表示、付属品、状態など、相談に必要な情報を整理します。
衣類の確認項目を見る →対象衣類と使い道を決め、募集・保管・担当者の準備を進めます。
回収企画の進め方を見る →用途、数量、加工内容など、費用を左右する条件を確認します。
費用と見積り準備を見る →LET’S MAKE THE NEXT USE
古着をお持ちの方も、これから集める方も、製品から考えたい方も。
つくりたいものが未定でも、分かる情報からご相談ください。
プロダクト・家具・空間の使い道と、製作方法を一緒に整理します。
再資源化から製品製作・再活用までのご相談を承ります。
古着の回収・引き取りのみは行っていません。